Vol.383
2025.10.02
☆彡。。・第53回目の運動会を終えて・。。☆彡

暑さ寒さも彼岸まで」というが、その諺にピッタリと照準を合わせたかのように朝晩に初秋の風が吹き渡るようになった。
心地よい風とはまさにこのさざ波のような風のことをいうのか・・と思った。

空に浮かぶ上弦の月が「今日も頑張ったね」と、ねぎらいの言葉をかけてくれたような気がした。しばらくぼんやりと月を眺めながら帰路についた。

53回目の運動会・・ちょっと歴史を感じる。
開園して一年目の時の運動会は園児数82名での運動会だった。
職員3名・・だった。が、妹が友だちを連れてきてくれて、楽しく、楽しく、
賑やかに大笑い連続の運動会を行うことが出来た。

53回目の運動会を経験してきたがやはり何年たっても忘れられない第一回目の【運動会】である。
開園して一年目。何もわからず毎日、毎日が四苦八苦の連続だった。が、保護者の皆様方に助けていただいて今日がある。と言うよりも一緒になって幼稚園を作り上げてもらったというのが適切かな。

実際に一年目の保護者が「美和台幼稚園、楽しかったです。私たちも一緒になって作り上げたような気がします。毎日、毎日、今日はどんなお手伝いをしようか?これがいいかな?こっちがいいかな?って、私たちも遣り甲斐がありました。希望が湧いていました」という話を聞かせてもらった時、涙が止まらなかった。

その卒園生も今年58歳になる。
卒園生の子どもたちが今現在【みわだいっこ】として入園してくれている。
楽しさが一番!笑顔が一番!健康が一番!み~~んな一番!で走り回って遊んでいる様は「幼稚園の先生になってよかった」と、なおもって私の心に勇気を与えてくれる。鼓舞させてくれる遊びだ。

私にまた思い出の【宝物】をくれた子どもたちに「感謝」である。
運動会を終えて子どもたちの動きがなお活発になっている。事故怪我が無いように寄り添って、次の「いもほり遠足」につなげていきたいと思う。
美和台幼稚園・万歳!】と叫んでいる私がいる(幼稚園バカです