Vol.376
2025.06.13
☆彡。。・心 療 内 科・。。☆彡

あれからどれくらいの時間が流れただろうか。私は約4ヵ月間という時間を
九州大学病院の「心療内科」に入院していた。話の中で「身も心もボロボロになった」ということを聞くが、私の場合・・ボロボロを通り越していたのかもしれない。

入院するにあたって主治医から「入院中、自らの命を絶たないようにしましょう」と言われた。が、私の中には自らの命を絶つ力も余裕すらもなかった
絶対!面会謝絶・・というよりも隔離状態だった。辛かった、苦しかった。

ルポックスという薬が投与された。最初5ミリが瞬く間に70ミリまで上がった。食事が取れない、夜も寝てないので薬で眠らされているのが分かった。
血圧が下がった。上が63で下が19・・病院は多分、大慌てだっただろうと思う。何でこんな病気になったのか・・?

幼稚園の事が何もわからず、毎日、毎日が、仕事、仕事、仕事で精一杯だったんだろうと思う。それで頭が心が体が・・この辺で少し休みなさい・・という信号を送ってきてくれたと思った。

物凄く長く感じた心の病気だったが、少しずつ、少しずつ安定した兆候が見え始めた。薄暗かった病室から外に出てみたいと思うようになった。看護師が車いすを押してこのサツキの花畑に連れてきてくれた。私は車いすから飛び降りそうになって叫んでいた。外に出れたぁ~!出れた~!外に!と。

外の空気は新鮮だった。風が頬をなでては「よかったね」というかのごとく通り過ぎていく。空は高く高く吸い込まれていくように青かった。流れゆく雲が、小鳥のさえずりが、ちょうちょが、テントウムシが・・涙がこぼれて仕方がなかった。

私は生きている!と感じさせてくれた春の自然。私に新たな命を授けてくれて【ありがとう】の気持ちでいっぱいになった。そして、何よりも、何よりも私に命の魂を吹き込んでくれた子どもたちの笑顔に【感謝】である。

心の病になっても必ず治ります。焦らずにゆっくり治して欲しいと願っています。遠回りをしてもいい。焦らずにゆっくりと治していきましょう。