寒かったぁ~!
2月を振り返るとこの言葉しかない。寒かったぁ~!の連続だった。
池のカモたちも寒そうに頭を羽の下に隠して寒さをしのいでいた。
福岡でこんなに寒い日が続くのも珍しい現象だ。だが、東北地方のあの雪の降り方、雪かき、雪の重さに耐えきれず家が倒壊する様を見ていると福岡の寒さなんか軽い、軽いと言い聞かせる私がいた。
テレビに映し出される風景と実際の風景はもっともっと違ったものがあるに違いない。これも地球の温暖化のせいか・・と思うと胸が痛くなる。
そんな中に春の香りが・・それを感じる風が、暖かさが、花のつぼみが少しずつ膨らんでくる様を見ていると、動いていく季節を感じることができる。
あぁ~!やっぱり、春はいいなぁ~!暖かいっていいなぁ~と思う。
近くの公園で小指の頭ほどの土筆(つくし)をみつけた。その土筆にテントウ虫が止まった。そ~と手を出して捕まえようとすると慌てて羽を広げてス~と飛んで行った。
水仙の花が、菜の花が、梅の花が、れんげの花が、もくれんの花が、小鳥のさえずりが・・春を待っている。
♫~はるがきた はるがきた どこにきた やまにきた さとにきた のにもきた~♫
子どもたちが歌う声にも春を感じている。やはり、新しい季節を迎える・・
それも寒さから解放される暖かな春って心までを温かくしてくれるようだ。
その一方で別れの時が・・巣立ちの時が待っている。毎年、今年こそは笑顔で送り出そう・・と思うのに、涙があふれてしまう。昨年、ある子が「園長先生、泣かんで。僕まで寂しくなるけん」とギュッと抱きしめてくれた。その言葉がいつまでも私の心に残っている。
これからも【幼児教育・頑張るぞ】と奮い立たせてくれた子どもたちに
【感謝・感謝】である。ありがとう~!の気持ちでいっぱいである。