Vol.361
2024.11.15
☆彡。。・卒園生の成長・。。☆彡

 暑いのか、暖かいのか、涼しいのか、さぁ~と吹きつける風が秋風なのか・・わからないままに日々を過ごしている。もう11月なのに夏日が居座ったりもしている。台風も次から次へと発達しては物凄い災害を巻き起こしている。
地球の温暖化・沸騰化を抑える時がやってくるのだろうか・・と不安になったり何とかならないものかと怒りも覚えてしまう私である。

そんな中、K君という卒園生が遊びに来てくれた。私を見下ろしながら話す姿に【成長】を感じた。と同時に幼稚園時代のことが思い起こされて、ついついうれし涙がこぼれてしまった。

先生、なんで泣きようとね?」(博多弁)と、私をのぞき込むようにして気づかってくれる。そのしぐさがまた嬉しくて・・幼稚園の先生を続けてきてよかったぁ~!と「感謝の気持ち」でいっぱいになる。

このK君には特別の思いがある。当園では運動会が終わった後、子どもたちに「張った金メダル」を渡すようにしている。特に今年はパリオリンピックがあったばかりだったので【金メダル】には特別の思いがあったようだ。

K君が卒園して幼稚園の運動会を見に来てくれた年だった。
子どもたち全員に金メダルを渡した直後にK君が「園長先生も頑張ったけん、僕からの金メダル」と言って私の首に金メダルをかけてくれた。

折り紙で作ったくれた【金メダル】が、私の心の中で何倍も何倍も何倍もキラキラと輝いた。真っ黒に日焼けした私の頬には涙が・・・!!!
私にかけてくれた金メダルの嬉しさと同時に、K君の優しさ・心の成長に物凄い「衝撃と感銘・感動」を覚えた。いいえ、ことばには言い表すことが出来ないほどの喜びを感じた。

このK君ももう社会人。社会人になっても幼稚園に遊びに来てくれることに
感謝・感謝・大感謝】である。有難いことである。
折り紙の【金メダル】の話をすると「覚えてるよ」と言ってくれた言葉にも 感謝である。

私も【感謝】してもらえる人・人間になりたいと思った。