Vol.358
2024.10.01
☆彡。。・秋 模 様・。。☆彡

 暑さ、寒さも彼岸まで・・という諺があるがまさにその通り、急に秋がやってきた。今までの猛暑は何だったのか・・と思うほどの季節の動きにビックリである。夜が明けるは遅くなり夕陽が沈んでいくのは早くなった

空が高くなり入道雲の姿も見えなくった。その代わりうろこ雲が空一面に広がっている。飛行機雲もハッキリ見えるようになった。吹く風にも秋を感じる。
ススキがキラキラ輝き、稲穂に黄金色の実がたわわに実っている。

園庭の柿の実も色づき始めた。ザクロの実も少しづつ割れ始め、夏を象徴する花のひとつ百日紅の花も散り始め、子孫を残すための種子がたくさん枝についている。

コスモスの花が、曼珠沙華の花(彼岸花)があたり一面を覆っている様はまるで天国にでもいるかのような錯覚に陥る。花ってやっぱりいいなと思う瞬間でもある。心を和ませてくれる花に感謝である。

昼間だけではなく夜空も高くなり、星の輝きも一層の磨きがかかっているかのようにみえる。栗の実も、焼き芋も、トウモロコシも果物も美味しい季節になった。まさに「天高く馬肥える秋」であろう。

もう少し秋が進めば紅葉の時期ともなる。赤、黄色、オレンジ・・華やかな
色に包まれるのも楽しみである。さぁ~!今年はどこの紅葉を見に行こうかなと今から楽しみである。

また、10月のことを旧暦のカレンダーでは「神無月」ともいう。日本全国の神様が出雲大社に集まるからその地方の神様がいなくなるということから「神無月」と言われるようになった。逆をいえば出雲の方では「神在月」ともいうらしい。(私は欲張りだから神様はいつも私の傍にいて欲しいと願っている)
これも秋を表すひとつの語源かもしれない。

仕事も大切だがこの季節、草むらに寝っ転がって流れる雲をボーと眺めるのも仕事のうちかもしれないと日々思う私である。虫の声を聞きながら。