今年は梅雨入りが遅かった。
その分、梅雨が長引くのか・・と、思いきやそうでもなさそうだ。例年の梅雨明けごろには夏を迎えていくそうだ。うっとうしい梅雨、誰もが早く開けてくれないかなぁ~!と望んでいる。
そんな中「紫陽花の花」を見に行った。梅雨のさなかとはいえ朝日にキラキラと輝く紫陽花の花を見ていると心が落ち着いた。思わず「きれ~い!」と叫んでいた。
色とりどりの紫陽花。暑さも忘れて、仕事も忘れて、しばし花に心を奪われていた。これを夢心地と言うのかも知れないと思った。
どこからかモンシロチョウがひらひらと飛んできた。思わずシャッターを切ったが撮ることができなかった。
紫陽花の花言葉・・一家団欒とか冷酷、移り気、色によっては辛抱強い、知的
神秘的、寛容・・などがあるが、私は【一家団欒】をとりたい。
ひとつの花(房というのかも知れない)に、たくさんの花弁が家族を表しているような気がする。父であり、母であり、兄、姉、弟、妹、赤ちゃん・・・
そして、先祖、そのまた先祖・・限りない血のつながりの中で私たちは今がある。今を生きている。
家族はあったかいものだと私は思う。今の時代、それが希薄になってきたといる人もいる。が「家族はあったかいもの」だという思いが強い。かといって私の家族がそうであったかというとそうでもなかった時もあった。
両親が喧嘩をして、父が母に手を当てた時、ビックリ!したのと同時に怖かった。ドキドキして兄弟で小さくなっていた。声を出して泣くこともできないくらいに怖かった。
その幼い頃のことを思い出せさてくれたのもゆらゆらと風に揺れていっぱいの幸せを運んでくれた「紫陽花の花」である。だから私は紫陽花の花は「一家団欒」の花言葉が一番!似合っているように感じる。
ただただ・・綺麗に咲いている紫陽花の花。私は大好きである。