Vol.350
2024.05.15
☆彡。。・花火の思い出・。。☆彡

 今日もいい天気である。そんな中、ツバメの子育てに拍手を送りたい私がいる。
ツバメの巣の中から小さな鳴き声が聞こえた「あっ!ヒナがかえった」と巣の中を覗きたくなる衝動にかられた。

毎日、巣を見上げては「早く大きなぁ~れ」と、もう巣立ちの時を待っている。
その中を親ツバメがせっせとエサを運ぶ。それもけなげに!

その様を見ていると幼い頃、両親に連れて行ってもらった花火大会の事をふと思いだした。迷子にならないように父が姉と私の手をしっかりと握りしめ、母が弟と妹の手を握りしめてぞろぞろと歩いて行く途中で花火が「どぉ~ん!」と上がった。ビックリして父の手をしっかりと握りしめた。

花火が夜空に「ぱぁ~!」と広がると私の心がおどった。ウキウキした。花火って綺麗だなぁ~!と思った。ちょうど芝が生えてるところに隙間があったので家族で座った。

空に勢いよく飛び出していく花火大きな花火が、大きく円を描き大きく落ちてくる様はなおもって私の心を震わせた。大濠公園の水面にも花火が映った。
あんなに大きな花火が落ちてくるのに水は熱くないのかなぁ~!」って思った(笑笑)

帰りは、父が弟と妹の手を、母が姉と私の手をとってくれた。力強かった父の手と違って母の手は柔らかくて温かかった。私はそんな母が好きだった。そして、
家族っていいな!と思った(当時は家族ではなくみんな一緒っていいなと思ったような気がする)

ツバメの親子も無事に巣立ってくれることを願っている。子どもたちが日々成長していくように。