Vol.347
2024.04.01
☆彡。。・新年度・2024年の始まり・。。☆彡

 新年度の幕開けだ。当園の創立52年目の幕開けである。
さぁ~!頑張るぞ!の思いに満ち溢れて迎えた新年度だ・・と、書きはじめると
意気揚々とした私の気持ちが伝わるだろうか。

政治の不祥事が公になって、中々前に進めない日本の政治。野党の追及も的を得てない気がする。質問も堂々巡りでこれといった決め球がない。この先の政治はどう動いていくのか・・てなことに時間を割いている暇はない。

一日、一日と幼稚園は大きく動いていく。子どもたちの声も大きく響いては私に元気を与えてくれる。子どもたちからもらえる【笑顔】が一番の栄養源である。

ちょっと、落ち込んでいる私がいる。立ち直れるかな・・?と、自分で自分に頑張れと!鼓舞している。が、中々、気持ちの整理がつかない。

そんな時に「園長先生、無事に卒業できました」と何人もの卒園生が卒業証書を手にして園に来てくれた。小学生はまだ幼稚園の面影がしっかりと残っていたが、中学生になると青春の香りがした。

園の中で卒業証書を、一人、一人に渡した。「卒業、おめでとう!」卒園生も素直に「ありがとうございます」と受け取ってくれた。「園長先生からもらうと嬉しいね。心がこもっているよね」という言葉に、私の心がビビットと燃え上がるような熱さを感じた。

何かが動いた。心が光った。救われた。洗われた。「何のために55年間、幼児教育の道を歩いてきたの!」「目から鱗の如く・・光陰矢の如し」のように、私の心を突き刺すものが飛び込んできた。

小学生、中学生に【感謝・感謝・感謝】だった。この子たちが幼稚園の時にも助けられ、今、なおもって助けられた。私の人生の77年間は最幸(高)の歩みで包まれている。これからも【幼児教育】の道を自信をもって歩いていきたい。