紅葉の木々、吸い込まれるような高い空の秋を満喫していたのに、急に冬が・・北風が容赦なく吹きつけてきた。おぅ~寒い!と肩に力を入れて小走りに部屋に戻った。ふっとため息がでた。歳を感じるときでもある((笑)
幼稚園の先生になって54年。必死に歩かせてもらった幼児教育の道。子どもたちの笑顔に支えてもらいながら、将来の日本の姿を描きながら、歩いてきた【幼児教育の道】
子どもたちに・・【自分で考え 自分で判断し 自分で行動できる子】になって欲しくて【問いかけ保育】に力を注いできた。
問いかけ保育・・どうしたらいいかな?どうしたらいいかな?と、子どもたちに問いかけていくと
子どもたちは一生懸命考える。そして、答えをみいだしていく。わからないときは「わからん」とハッキリと答える。「わからん」それも考えた挙句に出した答えである。
・トイレのスリッパが散らかっているけど、どうしたらいいかな?の、問いかけ に「並べてくる!」と走り出していく子どもたち。
・おもちゃが散らかっているけど、どうしたらいいかな?の、問いかけに
「かたづける!」とおもちゃ箱を整理していく子どもたち。
これが日本中に広がっていけば「考える子どもたち・考える大人たち」が増えていく。思考力の芽生え、科学力の芽生えである。
他人に指示されるのではなく、指示を待つのではなく【自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる子】を育てていきたい・・これが私の【幼児教育の道】である。
日本国としても海外の顔色をうかがうのではなく日本の意見・意思をきちんと、はっきりと言える国になって欲しいと願う私である。