Vol.336
2023.11.01
☆彡。。・太陽・月・街灯かり・。。☆彡

11月になって一段と朝夕の寒暖差が強くなった。
あの夏の暑さのままで秋を迎えて、冬に突入するのかな・・と思っていたが季節は確実に秋の様をていしている。木々の色づきが濃ゆくなり、空が高くなり、園の近くにある池にカモが数羽ずつ帰ってきている。

湖面に映る色づいた木々の間をスイスイと泳ぐカモたちをみているとついつい「お帰りなさい」と呼びかけてしまう。カモにも美和台の池は【ふるさと】になってくれればいいな!とも思う私である。

一日の始まりの朝日が昇り、夕方、辺り一面を真っ赤に染めて夕日が沈んでいく。
そして、静かに、静かに月が昇ってくる。先月・・27日の十三夜の月。突然の雨で隠れてしまったが、雨が上がるとまた美しい光と共に空を明るくしてくれた。

そして、29日・・十五夜・・まん丸月・・これまた何に例えようもない光が空一面を染めては地上に降りてくる。その様をみていると「かぐや姫」の物語が私の目の前に広がった。

かぐや姫」・・月からの使者と共に月に吸いこまれるようにして帰っていったのだろうかと私の心を幼き頃に戻してくれた・・そう思わせるくれるような美しい十五夜の夜だった。

自然の美しさに誘われるかのように街に出てみた。そこにはこれまた何とも言えない街の明るさがあった。その灯かりをみていると宇宙の不思議さを感じた。こんなに美しい自然の月灯かり、作られた街の灯かりではあるがどちらも私の心を震わせていた。

幸せな日々が続きますように!と願わずにはいられなかった。涙と共に。