10月・・神無月と言うが、地区によっては神在月というところもある。
私は神在月であって欲しいな!と思う。
病室から飛び出して外に出る嬉しさ、楽しさ、心弾む気持ち・・今まで当たり前と思っていたワクワクドキドキが何十倍にも増した。
9月の満月に見惚れて、それから3日目の月を眺めた。少し陰り始めたがそれでも明るく煌々と照らしてくれる月に感謝!そっと手を合わせた。
道路沿いに咲く彼岸花。クリーム色の彼岸花がこんなに見事に咲いているのをはじめて見た。優しい色にホッとした安らぎを感じた。真っ赤な彼岸花。情熱を感じた。生きる力をもらった様な気がした。
朝日が昇って一日の始まりを告げていく。朝日は昇ってくるのが早い。逆に月はゆっくり昇ってゆっくりと沈んでいく。
今朝がた6時30分ごろ西の空を見上げると昨夜の月が朝日に照らされて薄く浮かんでいた。ちょっと時間をおいてみるともう月の形はみえなかった。朝日のキラキラさに消されていた。
今は、一日、一日の生活が以前にもまして新鮮で、楽しいし、感謝・感謝の日々である。健康の有難さに感謝である。朝日が昇るのを見ることが出来る・・花をみること、触ることが出来ること、形を変えながら流れる雲の美しさ・・!
団子と花を飾って十五夜お月さんをみること・・自然の美しさに、宇宙の不思議さに胸打たれることにも感謝である。涙にも!
夏と違って、空が高くなり、急に朝夕に秋の風を感じ始めた。本格的な秋の訪れの中を子どもたちと一緒に過ごしていきたい。