猛暑、酷暑、厳暑・・地球温暖化、今では地球沸騰化・・とまで言われるようになったこの暑さ。そして、山火事、台風、豪雨、水害・・目を伏せ、耳を伏せたくなるようなニュースが次から次へと飛び込んでくる。
これらを防ぐにはどうすればいいのか・・世界のトップたちはわかっているのに経済優先、便利さ優先、その他、諸々を自分の国のためにだけ優先しようとする結果がこれだ。
一番!大事なのは人の命なのに!
横たわっているセミの死骸を目にするようになった。小さい頃、セミを捕まえるのが楽しくて、虫かごいっぱいになっているセミをみせては自慢していた。そんな時、母が「セミは長い間、土の中でじっと大人になるのを待って、やっと外に出てきても一週間しか命がないのよ」と話してくれた。
私は籠の中に入れてたセミを全部!外に出した。セミは喜んで(?)飛んでいった。何故か涙が流れた。今では「自分の命をしっかり生きてね」と、何となく呟くようになった。
地球上の生き物、みんなに命がある。赤とんぼがスイスイと飛んでいる。風に揺られる百日紅の花が、ひまわり、夾竹桃の花、田んぼでは稲穂が顔を出してサワサワと踊るように田んぼ一面を走り回っているようにみえる。
池の水も、雲も、移り行く季節も・・こうしてパソコンを打っている私の手も生きている。みんな生きている。みんな命を持っている。この命を大切に、大切にして、これからの人生だいじに生きていきたい。