Vol.325
2023.05.01
☆彡。。・気ままな旅・。。☆彡

 春爛漫の中、あっちこっちの花々を見て回った。大きな花、名も知らない小さな花がひっそりと咲いている野原。阿蘇の高原を走っているとまだつくしの坊やが顔を出していた。

松ぼっくりの赤ちゃんが産まれそうなのを見つけると何とも言えない気持ちになった。そっと、赤ちゃんをなでてみた。まだ柔らかくて食べてしまいたいほどの可愛らしさを感じた。

嵐のグループがJALの旅のコマーシャルで一躍有名になった宮地嶽神社の光の道。神社の階段を登り切って振り向くとその先に玄界灘の海が見える。神社から海までのまっすぐな一本道が目に飛び込んでくる。一直線に伸びている道をみると「お前もまっすぐな道を進め」と教えてもらっているような気がする。

季節によってはそのまっすぐな道の延長線上に夕日が・・真っ赤に燃えた夕日が沈んでいく。その様に触れると自然と手を合わせたくなる。胸が熱くなって涙が幾重にも、幾重にもこぼれていく。

これが自然の美しさ・・・とだけで表現するには勿体ない気がするほどの自然の美しさ。
今の時代だからこそこの自然を感じて欲しいと願っている。

一度、お参りされてみませんか?宮地武神社に!

阿蘇・・どうしても行きたいところがある。冬の雪景色、春の萌えいずる新芽、若葉、青葉に囲まれた・・私の聖地がある。そこに立つと、まるで雲の上にでもいるかのような錯覚に陥る。誰もいない。何も聞こえない。ただ、風の音と
流れる雲、芽吹いていく草木の息遣いだけが聞こえてくる私だけの聖地

76歳の私が一人で運転していくには過酷な聖地である。が、どうしても行きたいと私を誘い出すのは・・揺り動かす物はなんだろうか。それが聖地なのかもしれない。また近いうちにそこに立ちたいと思う私である。