何十年振りかの寒波に襲われているここ福岡である。寒い、寒いと背中を丸めているがテレビで見る北国地方の雪、寒波のニュースをみていると、福岡なんて我慢が出来る寒さだと自分に言い聞かせている。それにしても寒かったぁ～！

もうすぐ梅春の季節を迎えるというのにいつまで続くのだろうか？この寒さは。
園庭の桜の木を見上げてもつぼみらしきものはまだ見えない（形はあるが）

だがもうしばらくすると・・・♬～桜のつぼみもふくらんで～♬と卒園式に向けての歌声が聞こえてくる。その頃には花咲く季節・・涙の季節・・の暖かな日差しがさし込んでくるだろう。それが日本の四季だから。春だから。

寒い！からの始まりだったが、今日は幾分か温かさを感じる。太陽が、お日様が顔を出しているからだ。まだ風は冷たい。気温も低いが温かく感じるっていいなぁ～と思う。私も「あの人といるとなんか安心できるよね。あったたくなるよね」と、言われるような人になりたいと思う。

とはいえもう2月。節分祭が2月3日、次の日4日は「立春」春へと季節が向かって行く。卒園の日、別れの日が一刻、一刻と近づいてくる。あれもこれも・・と思うが、なぁ～んにもない。子どもたちと一緒に遊んで、一緒に笑って、泣いて、手をつないで触れ合って！これが一番の思い出つくりになる。

幼稚園の先生になって54年間。色々なことがあったが子どもと一緒に遊んだ思い出が一番心に残っている。これからも遊びの心を大切にして子どもたちと一緒に楽しんでいきたい。