Vol.315
2022.12.15
☆彡。。・第50回の遊戯会・。。☆彡

 幼稚園を創立して今年で50年の年月が流れ、子どもたちも保護者も楽しみにしている第50回の「遊戯会」を行うことが出来た。
3日間に分散して・・計9回の公演だった。きついかな?疲れるかな?と心配もしたが(私自身が)そうでもなかった。疲れよりも楽しさの方が優先したのかもしれない。脳が!

相変わらず昔ながらの「遊戯会」ではあるが、ステージに上がって真剣に踊る様、劇を演じる様は、今も昔も変わらずとても上手で感情表現もよく出来ていた。

ステージの上から「ママ、ここよ」と手を振る子「じぃじはどこにいるの?」と祖父母を探す子・・全然!踊ってくれない子、泣き出してしまう子、ステージの幕に隠れてしまう子・・毎年、様々なことが起こる「遊戯会

元気で笑顔いっぱいのわが子を見る保護者の顔はニコニコである。踊らない子、泣き出してしまう子・・の保護者の顔は・・今にも自分も泣き出しそうな顔をしている。ステージの子どもの顔と保護者の顔が一致しているのも面白い場面である。

ただ、面白い!で済まされることではない。緊張してしまった子へのフォローが大事である。それもありきたりのフォローでは済まされない。ではどんなフォローか・・一度、当園の「遊戯会」を見に来ていただけるとよくわかると思う。

子どもたちは日々が成長である。泣いたことも、隠れたことも、踊らなかったことも・・成長である。自分の意思を示すことが出来たのだから。
それをぎゅうと抱きしめてあげるだけで子どもたちの成長を促していくのだ。
我が子に親の胸の鼓動が伝わるくらいにぎゅうと抱きしめてもらいたいと思う。
言葉も何もいらない。ただ、ぎゅうと抱きしめるだけでいい。きっと!子どもに伝わると思うから。

50回目の「遊戯会」で、再、再、再・・子どもたちの可愛さを知った私である。