令和4年10月26日(水)当園の創立50周年の記念式典を行った。たくさんの方々にご出席いただき、無事に、そして、楽しく終わることが出来た。私が歩いてきた道は決して楽ではなかったが式典の準備中も、そして終わった後にも【楽しさ】だけが残った。どれをとっても楽しい思い出ばかりである。
失敗したことも、怒られたことも、保護者の家に謝りに行ったことも・・時として職員と喧嘩したことも・・みんな【楽しい】思い出としてよみがえってきた。こんなに幸せな気持ちになれることが嬉しい私である。
なぁ~んにもわからないことが、知らないことが悔しくて、情けなくて、辛くてたまらない時もあった。でも、逆にわからなかったから、知らなかったから一生懸命になれたのかも知れない。
頑張ろう!頑張ろう!の気持ちを掻き立ててくれたのかも知れない。あぐらをかくこともなく、ただ一生懸命に頑張った。勉強をした。あの講演会は楽しそう。
この講演会も楽しそう。あの講師の話を聴いてみたい。聴いたら即!実行して行こうと一生懸命だった。
前東京都知事の話、政治評論家の話、大手通販社の社長の話、前ソフトバンク監督の話、大手会社のラグビー部監督の話、積み木くずしの著者の話、少女苑の苑長の話、銀行頭取の話・・全てが「楽しい勉強」だった。色々な話を聴くたびに「井の中の蛙大海を知らず」にだけはなりたくないと自分に言い聞かせていた。
なぁ~んにもわからなかった私から・・少しだけわかるようにしてもらった私。今日を機に初心を大切にして、また一歩ずつ、一歩ずつ歩いて行きたいと思う。
それが【美和台幼稚園=幼児教育】を開園した意味があると思うから。