Vol.309
2022.09.15
☆彡。。・・決断・判断・パート2・・。。☆彡

 まだまだ、残暑というにはほど遠い暑さ・猛暑が続いている。ただ、朝晩の風には少しの秋の気配を感じている。空にはまん丸な月が、あぜ道には秋の虫たちの声が、優しさと心を落ち着かせてくれるように聞こえてくる。こんな時は自然の美しさ、日本(日本人)に生まれてよかった!と思える瞬間でもある。

昼間の暑さの中にいると、とても秋とは思えない日差しにいら立ちさえを感じる昨今だが、季節は確実に動いている。子どもたちの身長も、体重もグーンと大きくなり、ひとつお兄ちゃん、お姉ちゃんになったような気がする。この子どもたちの成長を見落とすことがないように全教職員で子どもたちを見守っていきたいと思っている。

前回のブログでカモの「決断・判断」を書いた。そのカモ・・どうしているかな?と池の周りを探してみた。水面がスーと動いた。そして、幾重ものさざ波の中からカモが元気そうに泳いで私の近くまで来てくれた。慌ててエサをまくと鯉に邪魔されることもなくカモがエサを食べてくれた。

まだ、少し羽をかばっているようにも見えた。が、越冬のためにこの池にやって来て、怪我をして仲間と一緒に帰郷をせずにここに残ることを決断・判断したカモの選択は正しかったのかな?と思った。

もうしばらくすると、まか仲間のカモたちが越冬のためにここに帰ってくる。
その時までに傷が癒えるといいなと思った。小さな声で「あなたの選択は間違ってなかったね」とつぶやいた。「決断の時・判断の時」を、私も選択しなければ
ならない時がある。

その時はこのカモの事を考えるだろう。そして、ハッキリとした「判断決断」が出せると思う。幼稚園生活・・50年。「判断・決断」が難しい時があった。いや、毎日が難しかった。それでも、前に、前に、前に向かって歩いてきて今の50年があると思う。みんなに【感謝・感謝・感謝】である。これ以外に私の心を伝える言葉はない。これからも前を向いて歩いて行きたいと思う。