Vol.308
2022.09.01
☆彡。。・・決断?・判断?・・。。☆彡

 9月・・長月・・昼間の明るさが短くなり、夜が長くなっていく9月。夜空も高くなり月の光が煌々と地面に降り注ぐ秋・・長月の季節を迎えた。秋の月は本当に光り輝いて綺麗だ。美しい月が夜空を独り占めするほどに輝く。そして、その輝きが地上に降り注いでくる。私はこの自然が一番!好きだ。

今年の「中秋の名月」は9月10日である。その日が待ち遠しい私である。雨が降りませんように!台風がやってきませんように!雲が月を飲み込みませんように・・と、願いたい。

私の文章の中に園の近くにあるが度々登場するが、そのに一羽のカモが住み着いている。毎年、越冬のために沢山のカモがやって来ては春になると帰郷していく。なのに・・一羽だけ残っている。うん?と思って見ているとどうも羽を怪我して飛べないでいるようだ。

猛暑の時は茂みの日陰を利用してじっとしている。大丈夫かなぁ~?と心配しながらみていると朝・夕は少し泳いでいるのが見える。エサを池に投げてあげると羽をかばいながら泳いでくるのがわかる・・が、池の淵には強敵がいてほとんどカモは食べれないでいる。

強敵・・でっかい鯉が池の淵を乗り越えるようにしてエサを食べてしまう。にっくき鯉め!と思いながらも茂み向かってエサを投げるのも命がけである。一回、思い切ってエサを投げた時、池に落ちそうになった。ビックリ仰天だった。

だが、仲間と一緒に帰郷するか?ここに残って傷を癒すか?きっとカモは迷ったと思う。迷った挙句に【残る】選択(判断・決断)をしたのだと思う。私がカモだったらどっちを選択しただろうか?とカモを見ながら考えた。人生には常に判断・決断の時がある。時には成功し、時には失敗し・・これを繰り返して進んで行く。私も失敗・成功を繰り返しながら50年の時を迎えた。だが、失敗したからと言って命までは取られないという思いに支えられてもう少し頑張っていきたいと思う。決断・判断・実行・を、真正面に受け止めながら。