朝からせわしくセミが鳴いている。七日間の命を生きるために精一杯!鳴いている。うるさくもあり命の尊さも感じる。が、本音はうるさい!(セミさん、ごめんね)
さてさて、今年・・2022年も後半に入った。コロナ、コロナで明け暮れて、今また物凄い感染者数に驚いている。早く終息することを願うのみである。
そんな中でも元気いっぱい遊ぶ子どもたち。子どもたちのあの元気はどこから湧いてくるのだろうか。走って、走って・・ちょっと休んだだけでもう走り回っている。「園長先生、鬼ごっこしよう」と誘ってくる。「氷鬼がいい」「色つき鬼がいい」と自分たちで意見を出して後は多数決で決めている。
いつの間にこんなことが出来るようになったのだろうか?と感心させられる。
当園の教育目標【自分で考え 自分で判断し 自分で行動できる子】まさにこの教育目標が達成されつつある。それには【問いかけ保育】を緻密に、緻密に積み重ねてきた成果だろうと思う。
【問いかけ保育】=【どうしたらいいかな?】と子どもたちに考えさせることである。「トイレのスリッパが散らかっているけどどうしたらいいかな?」子どもたちは即座に「片づける・並べる」と言ってトイレに直行する。
近頃は「トイレのスリッパを並べてきました」と報告する姿もみられる。すると担任が「ありがとう!」と言って抱きしめる。
子どもたちの「認めてもらいたい・褒めてもらいたい」の要求(欲求)が達成される瞬間でもある。認められると子どもは明るい子に育っていく。褒められると自分で自分の事が好きになり友だちにも優しく親切な子に育っていくのだ。
これからも【問いかけ保育】を通して子どもたちの自主性を伸ばしていきたいと思う