新年度を迎えて二カ月が経った。子どもたちの動きが活発さを増してくる。
と同時に行動範囲も広くなってくる。今からが本格的に友だちの輪が広がっていき思い出作りの始まりである。この大切な時を見逃すことなく、子どもたちをしっかりと見ていきたい。

進級した頃は旧クラスの友だちとの遊びが多かったが、今では新しいクラスの友だちの顔も名前も覚えたようで「○○君、一緒にボール遊びをしよう」とか、「縄跳びの練習しよう」などの誘いかけも上手になってきた。

三つ子の魂しい百まで・・と言われるように、この幼児期に色々なことを経験して大人になっていく。喧嘩をしたり、遊んだり、友だちの家に泊まったり、海に山、川、蛍狩り、魚釣り、木登りをしてすってんと落ちたこと（骨折をして痛かったのに親に叱られた私）

勉強が嫌でいつも居眠りをしていた私。私立高校に受かったので最初から公立は受験しなかった事、親に内緒で車の免許を取ってスピード違反で捕まったこと、親には叱られることの方が多かった私。

それでも楽しい思い出は両手、両足の指では数えきれないほどにたくさんある。（祖父母の逝去の時はもう涙がなくなってしまうかもしれない・・と思うくらいに泣いた）そして、日々が過ぎて行った。

でも、不思議だなぁ～！と思うことがある。幼い頃の思い出はあれもこれもとすぐに思いだすことが出来るのに、この歳になると、今、言われたこと、今、したことが思い出せない時がある。えぇ～～と？？？　今ここに置いたのに・・今、聞いたのに・・と情けなくなる。

そして、最後は「歳だから」と諦めてごまかしている（笑笑）
そんな中での50周年の美和台幼稚園。50年の夜明けと共に新たなスタートを切りたい私である。子どもたちの成長に負けないように！