令和4年度、第50回目の始園式・入園式も終わり、本格的に子どもたちの登園が始まった。まだまだ、泣きじゃくっている子、友だちが遊んでいるのを黙ってみている子、園のカバンが唯一の友だち(親とのつながり)かのように絶対に離さない子、椅子に寄り添うようにして、コックリ、コックリ寝ている子・・様々な光景があちらこちらにみえる。
それでも可愛い【みわだいっこ】たち。流れる涙もキラキラ輝いて宝石のようにみえる。
後一週間・・二週間後には幼稚園に登園してくる楽しさ、友だちと一緒に遊ぶ楽しさ、担任とのお喋りや手遊び、絵本の読み聞かせ・・等々の楽しさが理解できるようになってくる。
年少組、満三歳児クラスはまだまだ一人遊びが主流だが、自然と周囲に友だちが集まってきて「遊びの輪」が広がっていく。ただ、仲良しにもなるが時には物の取り合い(おもちゃ)で喧嘩になることもある。
そして、お互いに「ごめんなさい・いいよ」が素直に言えるようになってくる。謝ることの大切さ、許すことの大切さを覚えていく。「みんな友だち」の笑顔の花が咲いていくのである。まだ、始まったばかりの幼稚園。一年後、二年後、三年後、四年後の子どもたちの成長が今から楽しみな私である。
個人的な事ではあるが教職員に誕生祝いをしてもらった。この年齢になると「誕生日はいらないね」と、友だちと話すが、私は毎年「素敵な誕生祝」をしてもらっているので、この日が楽しみである。感動・感謝・感激の誕生祝である。自分の年齢を忘れるくらいに楽しい一時を過ごすことが出来る。その時の様子を動画にしてもらったのでみてもらえたら嬉しいです。幸せです。