新春の恒例となった「大学駅伝大会」を今年もみた。
箱根路を走った選手たち、それを見守った人たち、支えた人たち、応援をした人たち・・それぞれの思いは違ったかもしれないが「目標」はみんな一緒だったと思う。【優勝】という二文字に命をかけているのだ。
そんな中で優勝校の監督のインタビューが始まった。「監督、凄い記録が出ましたね。どんな指導をされたのですか」監督の答えは「選手が自ら考えて自ら行動していった結果です」他にも色々とインタビューに応えてあったがこの言葉を聞いた時、当園の教育目標と同じだ!と思った。
※自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる子・・これが当園の教育目標である。そのために当園では【問いかけ保育】を実践している。例えば「おもちゃが散らかっているけどどうしたらいいかな?」「トイレのスリッパがばらばらになっていたけどどうしたらいいかな?」「お友だちが困っている時どうしてあげたらいいかな?」などの問いかけをすると子どもは「僕が片づける」「スリッパを並べてきたよ」「お友だちに優しくしてあげたよ」などと積極的に動いて行く。
自ら「考えて行動している」ので嫌な顔や態度は一切ない。むしろ生き生きとしている。これが「片づけなさい」と指示命令になると「僕は散らかしてない」と子どもなりの反発が返ってくる。
これは大人でも同じことがいえる。「自分で考えて行動する」という事はやる気があるという事である。このやる気が自信につながっていく。一歩も二歩も前進していくのだ。万が一、失敗があっても「自分の計画の何が足りなかったのだろう」という反省も自主的に出来るようになる。
※自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる子。とても素晴らしい「教育目標」だと自負している。さぁ~!私も【自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる園長】を目指していきたいと思う。次回はこの続きを書きたい。