Vol.270
2021.02.01
☆彡。。・・2月・如月・・。。☆彡

昔の月名」によると2月の事を如月(きさらぎ)と表現して、意味は「寒すぎて、服(衣)を更に重ね着する月」だそうだ。昔は今のようにファンヒーターや電器コタツなどがなかった時代だから重ね着、重ね着をして暖を取っていたのが想像できる。我々が今、昔にタイムスリップしてその時代に耐えられる位の寒さだったのだろうか。これは想像がつかない。

さてさて、やはりコロナを気にしながら迎えた二月。感染者数をみると少し減少気味だがまだ終息宣言までにはほど遠い数字である。いつになったら・・と、ため息ばかりだ。が、落ち込んでばかりでは先が見えない。終息宣言後の楽しいことも想像してみたい。

先日、暖かな日差しに誘われて散歩をしているとつくしが顔を出しているのを見つけた。まだ私の親指位のつくしだったが「春!春を連れてきてくれた」と私の心は踊った。そのつくしを見ているとやはり母のことを思いだす。かごいっぱいのつくしを摘んで持って帰ると母がつくしの卵とじをしてくれた。夕飯が何だかウキウキ、ワクワクしてとても楽しかった。

そのまま川べりを歩いているとこれまた小さな、小さなふきのとうを見つけた。
ふきのとうも母が茹でてくれて酢味噌で和えてくれた。「あ~、ここの川はメダカがスイスイと泳いでいたのに」と思って探したが今は一匹のメダカさえも見つけることが出来なかった。

愛犬と散歩をしている時は川の中をジャブジャブと走り回り、楽しそうに私を振り返り、振り返り見てはドンドン先へ先へと進んで行ってた。意地悪をして隠れると慌てて戻ってきて私を探す様子がとても可愛かった。

コロナが落ち着いたら子どもたちと、い~っぱい!遊びながら私の小さい頃の話もしたい。メダカのことは勿論の事、どじょうやあめんぼう、ザリガニ、カエル、ホタル、竹笹で船を作って流して遊んだこと・・楽しい思い出がいっぱいである。今の子どもたちが大きくなったらどんな思い出が残るのかなぁ~?