Vol.266
2020.12.01
☆彡。。・・入院・手術・パート2・・。。☆彡

病室の中を少しずつ歩くことが出来るようになった。窓際に立つと冬とは思えない日差しが私を包み込んでくれる。「あぁ~!自然っていいなぁ~!健康っていいなぁ~!」としみじみと自分の存在(命)の有難さを知った。。

さてさて・・私は手術を受ける側だが、その手術が終わるまで待合室で待たねばならない家族はどんな気持ちだろうか手術室に入る時「頑張ってね」「頑張ってくるね」と言葉を交わして中に入っていく。その後は手術が終わるまでは何もわからない。その間をじっと待っている家族は何を考えているのだろうか。

きっと!何事もなく終わりますように!と祈ってくれているのだろうな・・と思う。手術の前に大体、何時間ぐらいで終わります・・と、ドクターから説明がある。その時間が近づくと「もうそろそろ終わるよね。」と私が出てくるのを待っていることだろう。それが時間が過ぎても「終わり」のランプがつかないと何かあったんでは・・と不安になるんだろうな思う。

私は手術室「18番」に入った。家族は何番に入るかさえもわからない。しかし、今回は表示板にそれが示され「今、麻酔中です。」から始まってその他、諸々の事が表示板を通して報告されたという。私が手術を受けたのは国立病院である。今の病院はここまで丁寧にことに当たってくれるのかと思った。

掲示板によって説明(知らせる)することはドクターと共にそれに関わる医療従事者自身の復唱・確認にもつながると思った。またじっと待っている家族にも安心感を与えると思った。と同時に医療ミスを防ぐことにもつながると思った。

これを幼稚園の現場に置き換えてみた。「報告・連絡・相談」と言っているが言葉だけに終わってないか・・を、教えられたような気がした。誰が聞いても、誰が見ても、チーム一丸となって【幼児教育】に当たっていかねば!と今回の入院で再確認をさせてもらった。病気が見つかった時は不安でしかなかった。怖さもあった。が、生かされている自分に感謝をしながらこれからも子どもたちに【】の大切さを教えていくのも今回の手術のおかげだと思った。有難いことだ。