Vol.250
2020.04.01
☆彡。。・・始まる新学期・令和2年度・・。。☆彡

 ハラハラと散っていく桜の花びらが♬~はるですよ~♬と楽しそうに歌っているように見える。だが、まだ先が見えないコロナウイルスを心配してくれているようにも見える。早く、本当に一日も早いコロナウイルスの終息を願っている。

本日、辞令式を行った。初々しい新任の顔、姿を見ていると51年前の自分を思い出す。幼児教育の道を選んでもう51年目へと向かおうとしている。半世紀が経つなんて・・信じられないがこの半世紀を子どもたちと共に過ごしてきた年月だけは確かだ。(過ぎた年月が成果に伴ったかどうか別だが)

昨年度、コロナウイルスで学校が休校になった時、はてさて、幼稚園はどうすべきか・・と迷った。悩んだ。休園か?続行か?
そんな時にある子(知的障がいを持っている子)が「コロナ、大丈夫、大丈夫、心配ない。コロナ、大丈夫、大丈夫、心配ない。」と、私に話しかけてきた。
最初は何を言っているのか、よくわからなかったが何回も何回も話すのを聞いて私の心は決まった。

幼稚園はこのまま続けます。」即!保護者にメールを送った。保護者の反応は様々だったが「ありがとうございます。」の意見が大半だった。
が、その分、職員には大変な思いをさせた。子どもたちが帰った後の消毒・掃除。職員の顔に疲れが出てきていたが「子どもたちのためです。しいては私たちのためでもあります。」と何も言わずに頑張ってくれた。私はただただ手を合わせるしかなかった。「先生たち、ありがとう。これからも美和台幼稚園をお願いします。」と。

さぁ~!始まる新学期・令和2年度。
創設して48年の美和台幼稚園、幼稚園教諭(園長)として51年の私。これから展開されていく未知のドラマにワクワク、ドキドキしながら、そして、子どもたちに、保護者に、職員に、健康でいられる自分自身に【感謝】をしながら歩いて行きたいと思う。

本年度もどうぞよろしくお願い致します。