Vol.243
2019.12.27
☆彡。。・・思いのままに・2019年・・。。☆彡

 今年もあっという間に通り過ぎては新年を迎えようとしている。時間の早さだけが矢のように飛んでいき、私は成長しているのだろうか・・と、いつも疑問符である。いつになったら成長できた!と感じることが出来るのやら・・!?

さてさて、私の自宅近くにあった猫の額ほどの田んぼが埋め立てられてどうやらアパートが建つようだ。初夏にうるさいほどに鳴いていたカエルたちは田んぼを埋め立てられてどこへ行くのだろうか。

田植えがなされてが風に吹き飛ばされそうになってもグッと耐えながら秋の実りの時を待っていた稲穂。それがもう見られなくなる。町が開けていくのはいいことかも知れないが田舎のあの田園風景がなくなっていくのは淋しい私である。何とも言えない淋しさを覚える。

子どもたちが遊んだ園の前の公園。数名の職員たちと一緒に、お酒とお塩でお清めとお祓いをした。「一年間ここで遊ばせてもらってありがとうございました。おかげで大きな事故・怪我もなく過ごすことが出来ました」とお礼を言ってるときに保護者が「先生たち、公園のお祓いまでして下さっているんですね」と声をかけてくれた。何とも言えない温かなものを感じた。

最後のお祓い・お清めを園庭ですると子どもたちも集まってきて「何してるの?」と不思議そうにしていた。「み~んなが怪我せんで病気もせんかったからお庭の神様にありがとうってお礼を言ったのよ」と話すと子どもたちも「ありがとうございました」と手を合わせていた。ここでも何とも言えない温かなものを感じた。

平成から令和に変わり新年は令和2年を迎える。と同時に2020年、オリンピックの年でもある。世界の人々が大和の国・日本にやって来る。このオリンピックが、平和の祭典がその名の通り【平和の発信地】となって戦争のない明るい年になってくれるのを願って今年一年の終わりとしたい。
皆様方にとって明るい夜明けとなりますことをご祈念申し上げます。

=令和元年12月27日 美和台幼稚園 園長 永島美智子=