師走(12月)・・師が走る月・・師とは僧侶の事だそうだ。年末の僧侶は走り回るほど忙しいという様子から取られたと言われているそうだが、私は「師」とは先生の事だと思っていた。無知とは私の事をいうのだろうと反省している。
この師走の中、当園では「遊戯会」の発表会を行う。子どもたちも職員も保護者も一生懸命、練習に励んでいる。と言っても保護者は実際には踊りや劇の練習はしない。当日、休むことなく参加できるように、怪我をしないように、熱を出さないようにと体調の管理をお願いしている。だから遊戯会は、子どもたち、教職員(園)、保護者が一体となって当日を迎える。
当園はちょっと園児数が多いので二日間(金・土曜日)の午前、午後の四公演としている。そうすることにより駐車場も会場もゆっくりとした環境の中でわが子の発表をみることが出来るからだ。涙いっぱい、笑いいっぱい、感動いっぱい、拍手いっぱい!の遊戯会で、我々の心を豊かにしてくれるひと時である。
ステージの上で練習の時以上に本領を発揮する子どもたち。ステージの上から親を見つけて手を振る余裕のある子どもたち。子どもたちが持っている可能性の素晴らしさにただただ驚かされるばかりである。
どこにあの可能性を秘めているのだろうか。どこからあの自信に満ちた笑顔が湧きだしてくるのだろうか。と不思議ささえ感じる。子どもたちの無限の可能性。私にもまだ可能性は残されているのだろうか・・と自問自答している。
当日、100点満点、いやそれ以上の花丸で子どもたちに拍手を送りたいと思っている。そして、当園に入園させてくれた保護者に教職員全員に【感謝】の拍手を送りたいと思っている。と同時に私のコラムを読んでくれている人たちには【感謝・かんしゃ・感謝】のお礼を申し述べたいと思う。「いつも読んでいただいてありがとうございます。」と。
令和初の遊戯会。今回も心に残る遊戯会となるように願って当日を待ちたい。