Vol.241
2019.11.21
☆彡。。・・徒 然 に・・。。☆彡

 今日も小春日和で暖かいお日様の日差しが降り注いでいる。園庭の桜の木に残る葉っぱが赤く色づいて深まり行く秋を物語っているようだ。何故か柿の木に一個だけ残る柿の実も真っ赤に色づき秋を楽しんでいるようだ。

ピカチュウ、ドラえもん、トーマス等の遊具もお日様の日差しに照らしだされてはピッカピッカと光っている。まるで本物のピカチュウたちが遊びに来てくれているようだ。

そんな中でドッチボール遊びが始まった。主に年中児の子どもたちが遊んでいる。ボールも大きなゴムボールで転がしながら相手チームの子に当てている。これならボールが当たっても痛くないなと思ってみていると、私の所にボールが転がってきた。「園長先生も一緒にしよう。」と声をかけてきた。

久しぶりに子どもたちと一緒に汗を流し、秋の日差しをいっぱい浴びた。幼稚園の先生ってやっぱり楽しいと思ったのと同時に「私はこの仕事が本当に好きなんだなぁ~!」とクスクスと笑った。すかさず子どもたちが「園長先生、どうして笑っているの?」と聞いてきた。「み~んなのことがだぁ~い好きだから
僕も園長先生のことがだぁ~い好き」と、またまた私の胸に飛び込んできてくれた。

幼児教育の道を歩み始めてちょうど50年の時を迎える。幼稚園の先生を、園長を辞めたいと思った時もあった。私にはこの仕事は向いてないと思った時もあった。苦しい時も、辛い時も、悔しい時もあった。死にたい時も。

でも、それ以上に楽しい思い出、嬉しい出来事、たくさんの感動をくれた子どもたち、保護者、教職員たちに支えてもらったことの方が、い~~~~っぱいの温もりとなり、感謝の気持ちの方が大きかった。膨らんでいった。

今では卒園生の子どもたちが「入園」してくれている。その卒園生に「園長先生、いつまでも元気でいてください」と励まされている。これからも「幼児教育」の大切さを訴えながら子どもたちと共に成長していきたい。