今日も小春日和のポッカポッカの日差しを受けて、子どもたちの元気いっぱいの声が響き渡っている。公園の草花を揺らすかのように元気いっぱいの声である。また「よ~し!今日も頑張るぞ」という意欲を起こさせてくれる元気いっぱいの声でもある。
その反面、大空高くゆったりと大きな羽を広げて数羽のトンビが飛んでいる。その姿を見ていると頑張るぞ!もいいけど、あのトンビのように肩の力を抜いてゆったりと、ゆっくりと飛び回ってみるのもいいのかな~と思った。大空の高さに身を任せ、風に向かいながらも地上を見渡しながら飛んでいるトンビ。
そういえば【親】という字は「木の上に立って見る」と書いてある・・保護者にこの【親】という字についてよく話す。私も目の前のことにだけ頑張るのではなく、大きな心で、広い心で、両手をいっぱい広げて、子どもたちの事、保護者の事、職員の事を見守っていきたいと思った。と同時に木の上に立って見ながら、大丈夫、大丈夫よと励ましのサイン、一人、ひとり、一人をしっかりと見ることが出来る余裕、そして、自分自身をも見つめることが出来る余裕を持ちたいと思った。
私自身に余裕がなくなり、目先の事ばかりにとらわれてしまうと幼稚園全体のことが見えなくなる。子どもたちが、教職員が持っている可能性を引き出しながら自分の可能性(潜在能力)も一緒に見出し引き出せたらいいなと思う。
今日は子どもたちの元気な声と、大空をゆったりと飛び回っているトンビに【初心の大切さ】を改めて教えてもらったような気がする。
と同時に「令和2年度の入園願書受付の日」でもあった。206名の卒園なので大丈夫かな?と気をもんでいたがおかげさまで目標を達成することが出来た。
これも保護者の勧め、子どもたちの元気な姿、そして、何よりも、何よりも、