Vol.239
2019.10.16
☆彡。。・・成長した子どもたち・・。。☆彡

 秋晴れの空が果てしなく、高く、たかく、高くどこまでも広がっている。
園庭に寝っ転がって空を見上げていると、吸い込まれていきそうなくらいに高く晴れ渡っている空。そんな自然の中にいると自分がちっぽけな人間に思えてくる。が、子どもたちが不思議そうに近寄って来て「園長先生、何しているの?」と話しかけて来た。こんなちっぽけな私にもはなしかけてくれる子どもたちに「感謝」の気持ちでいっぱいになる。子どもたちも一緒になってみんなで寝っ転がった。秋の風が子どもたちにも私にも幸せなひと時をプレゼントしてくれた。

そんな中「いもほり遠足」がやって来た。
♬~うんとこしょ どっこいしょ うんとこしょ どっこいしょ でてくるおいもはどろんこおいも でっかいぞ でっかいぞ~♬

歌詞の通りにでっかいお芋が掘れた。「先生、見てみてみて、こんなにでっかいお芋を掘ったよ」「先生、赤ちゃんみたいに小さなお芋も掘ったよ」静かだった芋畑が一瞬にしてアトラクション会場みたいに賑やかになった。「キャ~!虫がいたぁ~!」子どもたちの顔は笑顔満点!やる気満点だった。

運動会で頑張ってみんなから褒められた子どもたち。何に対しても積極的に取り組む姿が見受けられる。「さらさら砂を持ってくる。お水を持ってくる」団子つくりが始まった。以前は自分の団子つくりに一生懸命だったのがみんなで協力しながら役割分担をしながら作り上げていく。その出来上がった団子のなんと見事なものか。ピッカピッカに光り輝いてまるでゴールド玉のようである。

ずっしりと重く両手で包みこむようにして持っている子どもたちの顔もゴールドのように輝いている。

まだ5、6歳の子どもたちが協力しながら、役割分担をしながらひとつの事を成し遂げていく。なんと凄いことだろうか。大人でも協力しながら、役割分担をしながら・・ということは中々難しいことである。子どもの成長に拍手を送りたい。そして、これからも子どもたちの成長を見守っていきたいと思う。