その肌寒さにも負けずに元気なみわだいっこたちは今日も所狭しと走り回って遊んでいる。ドッチボールや縄跳びを楽しんでいる年長組。それを真似て年中組も縄跳びの練習をしている。
縄を長くつないで汽車に見立てて「シュッシュッポッポー」と汽車遊びをしてる様は昔懐かしい光景である。ついつい「園長先生も仲間に入れて」と言いたくなった。たった一本の縄を跳んだり、つなげたり、尻尾に見立てて尻取りゲームへと遊びが広がっていく。やっぱり!子どもたちは遊びの天才だと思える瞬間でもある。
冬の訪れと共に忘れてならないのが「お遊戯会」である。年長、年中、年少、満三歳児の子どもたちがそれぞれの年齢にあった出し物を披露していく。
所狭しと踊り、走り回る子どもたち。大きな声で台詞を言っては役になりきる子どもたち。その顔、動きには自信に満ち溢れた気迫が感じられる。
その様を見ていると入園した当時のことが思い起こされる。「あんなに泣いていた子がこんなに成長してくれるなんて・・」「こんなに感動を与えてくれるなんて」幼稚園の先生になってよかった!と何度・・いいえ、数えることが出来ないくらいに思える私の幼稚園人生である。
子どもたちに【感謝】この言葉以外に何もない。【感謝】が出来るってありがたいな。この気持ちを心を子どもたちに返していけるようにこれからも頑張っていきたい!と思う。