幼稚園の近くで宅地造成が行われ、きれいに区画整理された土地が広がっている。ここに家を建ててどんな人が住むのかなぁ~・・と想像するだけで私が家を建てて住むかのような錯覚に陥る。と同時にこの広い土地で子どもたちを思う存分遊ばせたらどんなに喜ぶだろうか!と思っている自分がいる。
「私ってやっぱり幼稚園バカだな」とクスクスと笑っている自分もいる。母から「あなたはほんとに幼稚園バカね。」と言われた言葉が今更のように蘇ってくる。
その宅地・・今日、見てみるとこの猛暑にもめげずに緑を芽吹かせた雑草が至る所に根を下ろしていた。雨もなく燦燦とギラギラとこれでもか!これでもか!と襲いかかる猛暑に負けじと雑草が根づいている。よく困難に陥った時に【雑草魂】で頑張るという言葉を聞くがまさにその通りの雑草を見たような気がする。
雑草・・どこから飛んでくるのだろうか?どこから運ばれてくるのだろうか?
雑草というけれどきっと名前があるだろうに雑草と呼ばれる所以は何だろう?
いつか・・雑草と呼ばれる草の名前を調べてみたいと思う。
その雑草の上を赤とんぼが優雅にスイスイと飛んでいる。
そして、近くの木々ではセミがワシワシと鳴き、夏の暑さを余計にかきたてている。と同時にその鳴き声はまるで池の湖面をも動かすかのように響き渡っている。
雑草もだけど赤とんぼをみると「あぁ~、お盆が近づいているんだな」と思う。
両親が他界して淋しくはなったが私が元気でいることが両親への一番の親孝行!と思って【美和台幼稚園】を大切に、そして「雑草魂」でこれからも頑張っていきたい。