子どもたちが帰るときは一度に忙しくなる。歩きコースの子、バスコースの子、預かりコースの子、職員もバス乗務、その他諸々の忙しさが一度に襲ってくる。
そんな中で私の仕事は『さよなら当番』である。当園の子どもたちはほんとによく挨拶をする。帰りも必ず我先にと職員室にさよならの挨拶にやってくる。
職員室の前で一人一人にさよならの挨拶をする。大きな口を開けてさよならをする子どもたちの顔を見ると「しあわせだなぁ~!」と思えるひと時である。
特に年長児は乳歯から永久歯に生え変わっている子が多い。その顔を見るとおかしくもあり成長を感じさせる口の中である。「あっ、大人の歯が生えたね」と一人の子にいうと「僕も、私も」とより以上に口を大きく開けて見せる。
素直で可愛い子どもたち。やっぱり!幼稚園の先生って【最高!】と感じる時でもある。幼稚園の先生になりたくてなった道ではないが今ではこれが私の【道】だったんだろうなと思う。
もう一つの計画・・子どもたちと保護者の顔と名前を一致させることである。
一年の後期にこれを達成したいと思っているが中々出来ていない現状に諦めの心が・・無理かも・・よ・・とささやいている。
そのささやきの声に負けないように、少しでも、一人でも多く覚えていきたい。