Vol.208
2018.05.01
☆彡。。・・入園の低年齢化・・。。☆彡
 五月の声を聴き中春の時を覚える。が、昨今の気候をみるともう初夏の風が吹き、額の汗も夏の気配を感じさせる。今年の夏も暑いのかなぁ~と思いながら五月の空を見上げている。空は真っ青。雲一つない大きな空が広がっている。今日も子どもたちが元気いっぱい!遊んで、友だちつくりが出来たらいいなと思う。

それにしても心を和ましてくれる心地よい風が吹き渡っている。つつじの花が、藤の花が、アカシアの花が・・青葉若葉の木々のざわめき・・いや、青葉若葉の間をぬって、黄緑青黄緑ベージュ色に似た淡い色の木の葉、空をつくようにして伸びている竹林のざわめき・・何とも言えない幸せ感を景色を楽しんでいる私がいる。

その楽しみをかき消すように時々響き渡る三歳児の泣き声。入園後、少し落ち着き始めていた三歳児ではあるがこの連休でまた家が恋しくなって思い出したように泣いてしまう。
毎年の光景ではあるが、年々、入園の低年齢化が進む中、落ち着き方にも少しずつずれが出てきている。こんな時に保育の質を上げていくことの重要性を強く感じる私である。

当園では、職員の質を高めていくために園内研修を取り入れている。一クラスの担任が保育をしているのを全職員がみて、保育への取り組み、今日の園内研修の目的、ねらい、何故、今日はこの保育を取り入れたのか・・などの討論会を行っている。経験者のクラス、新任のクラスなどそれぞれの良さや改良すべき点などをあげて質の向上を図っている。
(当園は全学年を複数担任にしているので園内研修の間でも保育室に担任がいないということがない)

時には園長、副園長、学年主任だけのカンファレンスも行い質の向上に努めている。これからも【親の字のごとく木の上に立ってみることができる経験者】でありたいと思っている。