そんな中、来年度入園予定をしてくださっているお子さんの「幼稚園見学会」を行なった。在園児と一緒に遊んだり制作をしたり職員と一緒にリズム遊び・手遊びをして楽しく過ごすという簡単なものだ。在園児は自分がお兄さん、お姉さんになったような気分で「こうするとよ」「じょうずにできたね」「トイレはだいじょうぶ？」とか言いながら小さい子と優しく接している姿が何とも微笑ましくてついつい笑ってしまった。と同時に随分と成長したなぁ～と目頭が熱くなった。
親御さんには「どうぞこちらへ」「いらっしゃいませ」「いっしょにキャンディーをつくりませんか？」と誘いかけている姿にも大きな成長を感じた。【みわだいっこ】って最高！凄い！と何度も叫びたくなる気持ちにかられた。そして・・
その姿が何とも担任とそっくりなのがおかしいやら面白いやら・・！この年齢期の子どもたちを模倣期というがまさにその通りだと教えられた。私も職員の模倣にならねば・・と思うが出来ているか否かは？？である。
当園は自園給食への取り組みが早かった。今年で４２年目を迎える。当時はまだ他園様で自園での手作り給食の提供というのはあまり聞いたことがなかった。当園では明るくて清潔感溢れる給食室が３階にド～ンとある。全面ガラス張りになっているのでどこからでも給食を作っている様子が見える。勿論、子どもたちにも保護者にもそしてわれわれ職員にも大人気の給食である。時々、給食体験会（希望者を募る）を開くがこれも大人気である。
その給食も今回の「幼稚園見学会」でも大・大・大人気だった。管理栄養士への質問も熱心にしてある姿に【食育】の大切さを再確認させてもらった。【食】を通して人つくり、体つくり、心つくり、友だちつくり、和つくり、健康つくり等々をしていきたいと思っている。食べ物の好き嫌いをする人は人の好き嫌いもするものである。この幼児期にそれらをも無くしていきたいと思っている。