暑い・あつい・暑~~~い!夏を生きている。それでも時たま吹く風にゆらゆらと揺れるサルスベリの花に一時の涼をもらっている私がいる。真夏の太陽の日差しを受けて咲くサルスベリの花に感謝である。
そんな中、年長児の「一泊二日のキャンプ」を終えることが出来た。子どもたちも待ちに待ったキャンプであるが私にしても待ちに待ったキャンプであった。親元を離れ、友だちと先生たちとの触れ合い、遊び、みんなで協力することの大切さ、荷物の整理が遅れている友だちには「手伝おうか?」と声をかる優しさ、転んだ友だちには「大丈夫?」と声をかけて励ます姿。【みわだいっこ】は本当に、素直で明るさいっぱい!元気いっぱい!の子どもたちである。
幼稚園の先生になってよかったぁ~!の気持ちがまたまた大きく膨らんだキャンプでもある。
やがて日が沈み「火の女神さま」が組まれた蒔きに火を点すとキャンプファイヤーに照らし出されていく子どもたちの、笑顔、えがお、笑顔が本当に楽しさいっぱいを物語っている。「わぁ~!すごい」「だんだんとおおきくなっていくね」「ちょっとこわいね」と子どもたちのテンションがあがってきたところで
花火に点火。益々、興奮する子どもたち。その様を見ていると自然と涙がこみ上げてくる。ここでも「やっぱり!幼稚園の先生になってよかったぁ~!」の気持ちが膨らんでくる。辛い・・苦しい・・辞めたいと思った時の落ち込んだ気持ちが吹っ飛んでいった「キャンプ」だった。
今年は当園の卒園生がキャンプの手伝いにきてくれた。もう社会人なった卒園生だが幼稚園生活のことをよく覚えていた。卒園生の口から何度も出た言葉は「社会人になって忘れてた心を、夢を思い出させてもらって子どもたちに感謝です」と【感謝】の言葉が何度もでた。そして「幼稚園の先生って大変だけど遣り甲斐がある仕事ですね」私は卒園生に勇気をもらった。よ~~し!まだまだ頑張るぞ!の気持を奮い立たせてくれた卒園生に【感謝】である。
当園はよく卒園生が遊びに来てくれる。その卒園生がいつでも遊びに来れるように【美和台幼稚園】を存続させていかねば!と思う。今、私に残されているのは【後継者の育成】である。若い人たちに「幼児教育」の重要性を問いかけながら、若い人たちが「自らが育っていけるような環境作り」だと思っている。
頑張れ!若い先生たち!そして、幼児教育を受け継いでいってください。