Vol.193
2017.06.30
☆彡。。・・十人十色というけれど・・。。☆彡

 梅雨特有のジメジメさが続いている。その中をカタツムリがゆったりのんびりと雨を楽しむかのように這っている。前回、雨に似合う花をあげてみたがカタツムリも雨が似合う生き物ではないだろうか。

私生活・・近頃テレビの前に座る時間が多くなった。ニュース以外はただボーとみていたのがドラマも見るようになった。そのドラマを見て感じたのは役柄によってその俳優の演じ方がガラリと変わることだ。
刑事役を演じている時はまさに刑事である。ところがその人がサラリーマンの役を演じている時はまさにサラリーマンである。殺人犯、弁護士、医者、教師・・違う人がそれぞれの役を演じるのではなく一人の人がそれぞれの役になりきって演じている。

俳優という職業(プロ)なのでその役になりきる。その人物になりきる・・というのは当り前のことかも知れないがあんなに見事に違う役をやりこなすということは凄いなと思った。
よく十人十色というけれどドラマをみていて人間は自分一人(自分の中に)でも十人十色をもっているのではないだろうかと思った。

子どもたちも色々な色を活かして自分の色を見つけ出しているのではないだろうか。この【幼児期】に色々な色を見つけ出してキャンパスに描きだしているのではないだろうか。その中から本当の自分の色を見つけ出して個性を作りあげていっているのだ。

我々はその色に早く気づき、子どもたちが集団生活(社会生活)の中で約束事、思いやり、夢をもつこと、勇気をもつこと、チャレンジし続けることの大切さなどを自分のものにしてけるように導いていきたいものである。が、この幼児期に全てを決めつけるのではなくその基礎作りの大切な役割を果たしていきたいものである。

可能性は無限にあるというがまさにその通りである。子どもたちが可能性を無限に発揮できるように、私も心の目、心の耳を最大限に鍛えて(経験かな?)

十人十色が二十人十色に、百人十色に、いや無限大の十色に成長していけるように努力していきたいものである。本物の自分を見つけ出せるまで。