Vol.185
2017.01.25
☆彡。。・・幼稚園の先生って最幸(高)・・。。☆彡
 懐かしい・なつかしい・懐かしぃ~人が、尋ねて来てくれた。突然の訪問にビックリである。「きゃ~!久しぶり!」の挨拶に始まって、職員室中に笑い声が響いた。楽しかったこと、忘れかけていたこと、面白かったこと、嬉しかったこと・・などなどの話に花が咲いた。パ~っと44年間の出来事が思い出された。

懐かしい人・・元職員のY先生である。元職員といっても幼稚園を開園して年目の時に新任として採用になり、私と一緒に汗を流して頑張ってくれた職員である。今日の幼稚園の基礎作りをしてくれた職員である。私の経験も浅く何をどのようにしたらいいのかさえもわからず、手探りで当時の職員と一緒に試行錯誤をしながらつくり上げていった【美和台幼稚園】である。
みんなの協力・支えがなくては今日を迎えることが出来なかった美和台幼稚園
こんなふうにしてみたら?」「ここをこうしたらもっといいものが出来るかも知れないね」みんなの知恵を出し合いながら歩いてきた【美和台幼稚園

大変だったけど遣り甲斐があった。みんな必死に考えて、みんなで必死に取り組んでくれた。楽しかった日々がやっぱりパァ~と広がった。その時は苦しかったかもしれないが振りかえるとどれもが【楽しい思い出】である。

Y先生も教え子のことを何一つ忘れることなく「あの子がこうやったね」「この子は走るのが早かったね」「泣き虫やったね」「悪そうやったね」と話は尽きることなく深まっていった。笑顔も尽きることなく広がっていった。Y先生も私も20代に戻ることが出来た。渦のようにドンドン広がっていく昔懐かしい出来ごとを振り返りながら「幼稚園の先生って最幸(高)」と思わず叫んでしまった私がいた。Y先生も「園長先生、幼稚園って凄いね。私、美和台幼稚園の先生になれてよかった」と興奮していた。

退職して自分の孫が幼稚園にいく年齢になっても当園に遊びに来てくれるなんて・・これも最高に幸せなことでえある。

幼稚園の先生って素敵な仕事。素敵な出会いの場。人生の輝きを教えてくれる幼稚園。いいえ、輝きは、思い出は子どもたちがくれるもの。いいえ、子どもたちと共に作っていくものである。一緒に遊びながら、一緒に考えながら、一緒に泣いたり、笑ったり・・幼稚園の先生なってよかった今更ながらに幼稚園の先生になれたことに【感謝】である。