インフルエンザ流行のニュースが流れる中【みわだいっこ】たちは元気いっぱい登園している。あまり欠席もなく裸足で走り回って遊ぶ姿に元気をもらっている私である。また「お遊戯会」の発表に向けて一生懸命練習する姿にも元気をもらっている私である。
担任と一緒にステージで練習する子、自主的に自分たちだけで練習する子。様々であるが自主的に練習する子どもたちをみていると面白い一面をみることが出来る。必ずリーダーができて手を叩きながら「1、2、3、4、・・・そこで回って元に戻る」「場所交代をするよ」「前の列の人は斜めに動く」「リズムが合ってないよ」等々の言葉(指導)を聞いていると担任の語りかけとまったくと言っていいほど同じなのである。この時期の年齢の子の事を「模倣期」というがまさにその通りである。担任の真似(模倣)を見事にこなしている。つい「ふふふ」と笑いが出てくる。
だが、笑いだけで済まされないことである。私たちの仕事はこれほどに子どもたちに影響を与えているのだということを実感させられた。真っ白い子どもたちの心は何でもを吸収してしまう。間違ったことでも嘘でも吸収する・・ということに直面した私。これほどに責任のある仕事に携わらせてもらっている私たち。命をかけて【幼児教育】子どもたちと関わっていきたいと再々々々々確認をした。大事な、大事な人生の根っ子を私たちに委ねてもらっている保護者と共に大切に、大切に育てていきたい。いかねば罰が当たる!この思いである。
一年最後の月、12月。遊戯会の練習を通して「模倣期」の子どもたちの現実をみて、心新たに幼稚園教師としての責任の重さ、大切さ、そして、この仕事に携われる喜びに【感謝】である。これからも園長として幼稚園教師としての道を歩いて行きたいと強く誓った私である。