さて「一年の計は元旦にあり」というが皆さんはどんな計画をたてられただろうか。私は「幼稚園の先生とは?」ということを「初心」に戻って考えてみた。
大学を卒業して初めて担任を任されたあの時の【感動】と同時に、私に出来るだろうか・・という【不安】が入り混じった日々。どうすれば子どもたちと【心】を通わせることが出来るだろうか?こればかりを考えていた。元々、体育系で体を動かすことが大好きだった私。あれも、これもと欲張らずまず子どもたちといっぱい遊ぶことにした。朝から晩まで・・とはいわずともよく遊んだ。鬼ごっこ、なわとび、とびばこ、マット、木登り、相撲大会等など。そうしているうちに子どもたちとの絆が深まっていった。信頼関係が出来あがっていったように思う。愛が芽生えていったような気がする。
一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に怒って・・幼稚園の先生が楽しくて仕方がなかった。(卒園式が近づいた頃、園長先生に卒園証書を自分で書きたい!と申し出たが却下された)「子どもたちと一緒に遊ぶ」これが私の幼稚園の先生としての原点となった。しかし、遊びまわることが嫌いな子もいた。静かに絵を描いたり粘土を遊び、ままごと遊び、ブロック遊びに興じる子どもたち。この子どもたちには新聞紙を思い切ってバリバリ破って大きなビニールの袋に入れて風船遊びをしながら体を動かすことの楽しさを一緒に味わっていったような気がする。46年前の私が「初日の出」を拝む時に現れたような気がした。失敗もいっぱいした。園長先生に何回叱られたことか(笑)
楽しかった。毎日が楽しかった。幼稚園の先生になってよっかたぁ~!と何度、いいえ、数え切れないほど思ったことか。
2016年・・この【初心】を大切にして【みわだいっこ】と共に過ごしていきたい!と決意を新たにさせてもらった「初日の出」だった。本年もどうぞよろしくお願い致します。