Vol.169
2015.12.15
☆彡。。・・卒・園・生・・。。☆彡
 当園はよく卒園生が遊びに来てくれる。小・中学校の卒業式後も必ず卒業証書を見せに来てくれる。そして、高校合格の報告にも来てくれる。私服の小学生から制服の中学生になると急に大人になったようにみえる。同じ制服でも高校生になるとまた違ってみえる。子どもの成長は早い。だからこそ【幼児期】が大切なんだと改めてこの仕事につけたことを誇りに思う。

先週の土曜日に忘年会を行った。テーブルにつくなり私を見つめる視線に気がついた。パッと振り返るとちょっとはにかみながら私に近づいて来た若者。「あらっ?K君ね」と言ったら「そうです。覚えていますか?」当園の卒園生だった。幼稚園在園中はよく泣く子だった。「ママの所に帰りたいので家まで送ってください。」と涙ながらに懇願された情景がパァ~と広がってつい笑ってしまった。まさか、この卒園生が私たちの忘年会の会場係をしてくれるなんて思ってもみなかった。やはりこの幼児教育の仕事につけたことに【感謝】である。

テレビをみた。アタック25の番組だった。その番組の解答者席に座っている若者をみてビックリである。当園の卒園生だった。「まぁ~Y君がテレビに出ているなんて!」目頭が熱くなった。ついつい、「Y君頑張れ~!」とテレビに食い入ってしまった。またある時、テレビの中で頑張っている女子アナウンサーをみて「あら、Iちゃんだ。」と思ってこれまたビックリである。当園の卒園生がニコニコ笑顔でキャスターを務めていた。

お腹がすいたね。」と職員と一緒におうどんを食べることにした。「何にしますか?」と注文を取りにきた若者。これまたビックリである。当園の卒園生だった。今度は私の方から「覚えてる?」と尋ねてみた。「はい、入ってこられたときにわかりました。」と、ちょっとハニカミながら笑っていた。偶然に入ったおうどんやさんである。幼稚園教諭を続けてきたからこその出会いで【感動】である。一緒に入った職員も知っている卒園生だったので驚いていた。
幼稚園の先生(教師)って、何と素晴らしい仕事だろうか。【三つ子の魂百までも】と言われるように、私は大事な子どもたちの【幼児期】に関わらせてもらっていることに【感謝の念】でいっぱいである。子どもたちに恥じることなく、私も子どもたちと一緒に頑張っていかねば・・一緒に成長していかねば申し訳ないと思った。まだまだ熟していない私。まだまだ足りない所だらけの私。頑張っている「卒園生」に出会えたのは私に頑張れコールを送ってくれたものと受け止めてこれからも【幼児教育】子どもたちと一緒に歩いて行きたい。