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2015年度の始まり・まじまり・始まり
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新園舎の建築完成のことばかりに気をとられていたら・・もう、4月の時を迎えている。この一年間、新園舎の完成だけを目標に歩いてきたので時間の感覚が遠のいていた。この春で創立43目を迎える【
美和台幼稚園】これからは時間の感覚が遠のくことなく、子どもたち【
みわだいっこ】の成長に全神経を注いでいきたいと思っている(だからといってこの一年間も手を抜いたことはない
!と断言できる)
慣れ親しんだ園舎から新園舎に引っ越しはしたが、まだ整理が出来ていない。いつになったらこの園舎に慣れるのだろうか
?それよりの旧園舎の解体が始まった。新園舎の完成は嬉しいが、旧園舎の解体は淋しいものである。42年間の思い出が、ひとつ、ひとつ、ぱぁ~
!と広がっていく。楽しい思い出も悲しい思い出も、嬉しい思い出も辛い思い出も・・大きく広がっていっては消えていく。42年間の思い出を作ってくれた旧園舎に【
感謝】である。その園舎がなくなる・・ほんとに淋しいものである。園舎と共に生きて、園舎と共に成長させてもらった日々。もし「
あなたが一番尊敬する人は誰ですか?」と尋ねられたら私はいの一番に【
美和台幼稚園です】と答えるだろう。私が苦しいときも辛いときも、泣きたいときも逃げ出しそうになった時も、私と共に生きてくれた【
美和台幼稚園】追いかけても、追いかけても【
美和台幼稚園】に追いつくことは出来ない。追いつくどころか見守ってもらうことの方が多い。近づきたい、近づきたい・・そう思って歩いてきた。が【
美和台幼稚園】は常に私の前を歩いている。いつになったら幼稚園に近づき、追い越すことができるだろうか
?
多分、生涯出来ないだろうと思う。それくらいに、私にとって【
美和台幼稚園】とは偉大な存在である。
旧園舎の解体の前にお酒とお塩でお清めをした。「
思い出をたくさんつくってくれて、ありがとう~!ありがとう~!」そう言ってお清めをした。涙と共に。すると「
よく頑張ったね!」と、幼稚園から褒められたような気がした。「
新しい園舎でも頑張るんだよ」と、励まされたような気がした。
本当に私は幼稚園に色々なことを教えてもらった。全てのことにおいて幼稚園は私の人生の【
師】である。幼稚園を信じて、幼稚園と共に歩いてきたからこそ、素晴らしい新園舎をプレゼントしてもらったような気がする。その人生の【
師】に負けないように【
美和台幼稚園】の名前を、歴史を汚さないようにこれからも【
美和台幼稚園】と共に歩いて行きたいと思う。時々、サボってしまう「
園長コラム」だが、本年度もよろしくお願い致します。