Vol.147
2014.04.23
☆彡。。・・ 始まった新年度 ・・。。☆彡

 と言っても、もう4月も下旬となった。満開を誇っていた桜の花も葉桜となっては清々しい風を運んでくれている。その中を元気いっぱい走りまわる子どもたち。砂場で団子つくりをする子、水を汲んでは川遊びに興じる子、どの子も満面の笑みである。やっぱり子どもは元気が一番、遊びが一番と再確認をさせてもらっている。
しかし、この時期に入ってくると園や友だち、担任にも慣れ、喧嘩や物の取り合いが出始める頃でもある。自己主張の始まりでもあるが「三つ子の魂 百までも」というようにこの時期に【していいこと、悪いこと】もしっかりと教えていきたいと思う。

それにしても例年になく慌ただしい新年度の始まりだった。子どもたちとの思い出をいっぱい包み込んでくれている園舎にさよならをして【新園舎】を建てることにした。【新園舎】昨年の運動会が終わった頃からの打ち合わせではあったが、あぁ~でもない、こうでもない・・あぁ~したい、こうしたい・・と言っているうちにあっという間に時間が通り過ぎていき新年度を迎えた。幼稚園(私)の集大成になる【新園舎】解体されていく園舎をみるのは忍びがたいが、新しい園舎に【夢と希望と愛】をいっぱい吹きこんでいきたいと思う。子どもたち・・【みわだいっこ】と共に

新園舎】は来年の春に完成予定である。色々な専門家の人たちの知恵と経験、技術を生かしていただいて、立ち上がっていくだろう園舎に我々も負けないようにしっかりと歩いていきたい。園舎は立ち上がったが【魂がこもってない】と言われないように、園舎に負けないように【心機一転・初心】を大切にして子どもたちを大空へと飛び立たせていきたいと思う。

それにしても昭和48年に開園した【美和台幼稚園】開園当初から残っているのは≪砂場≫だけになってしまった。砂場でたくさんの子どもたちと遊んだことが昨日のことのように思い出される。「園長先生、来て、来て」と子どもたちが呼びに来た。砂場に走っていくと・・そこには「落とし穴」が作られていた。見事に落とし穴に落ちた私。子どもたちは手を叩いて大喜びだった。落とし穴から見上げた子どもたちの何ともいえない屈託のない笑顔が今でも忘れられない。「24の瞳」の大石先生もこんな感じだったのかなぁ~、と思った。

ありがとう美和台幼稚園。ありがとう子どもたち。こんなに感動を、思い出を与えてくれる子どもたち【みわだいっこ】に【感謝】である。頑張ります。