Vol.144
2014.01.27
☆彡。。・・ 梅春の季節 ・・。。☆彡

 例年になく寒い日が続いたここ福岡であるが・・今週は二桁台の気温が続き春の訪れを感じさせるようだ。心なしか空の色も明るくすぐそこまでがやってきているようだ。小鳥たちも子孫を残すためにメスをめぐっての恋の季節が勃発しているようだ。今年も可愛い雛の誕生が待ち遠しいものだ。

愛犬とドライブを楽しんだ。暖かな日差しの中、可憐に咲く梅の花をみつけた。まだ、2、3輪の花しか咲いていてなかったが春の足音を聞いたような気がした。そういえば、冬至が過ぎて少しずつではあるが日が長くなったなぁ~と思える日々である。まだ雪国では雪おろしに苦慮をしてある所がテレビに映し出されるが・・季節は確実に動いている。梅のほころびをみてそう感じる。

早春の風に吹かれながら河原を愛犬と歩いた。走った。寝転んだ。水が大好きな愛犬は疾風の如く春の河原に飛び込んでいった。が・・さすがに冷たかったのだろうゲホゲホいいながらすぐに戻ってきた。バスタオルで拭き上げたが震えていた。それからは水に近づこうともしない愛犬。よほど冷たかったのだろう(笑)
流れに添うようにして水面がキラキラ輝く。春はそこまできている・・が、立春までにはまだ時間がある。立春を過ぎて三寒四温を繰り返しながら春がやってくる。~はるよこい はやくこい あるきはじめたみーちゃんが あかいはなおのじょじょはいて おんもへでたいとまっている~
雪の下で暖かな春の日差しを待っていた福寿草も菜の花もれんげそうもつくしのぼうやたちも、もぐらもおけらもカエルたちも暖かい春の日差しを待っていることだろう。

当園も春になったら「新園舎」の建築にとりかかる。おそらく私の幼稚園最後の集大成の「園舎」になるだろう。振り返れば26歳の私の誕生日の日に第一回の「入園式」を行い今日に至っている【美和台幼稚園】長かった月日・・、短かった月日。どちらもにも当てはまる私の人生の時間である。幼稚園と共にあった私の人生。幼稚園を抜きにしては私の人生は語れないし、私の人生抜きにしては幼稚園のことは語れない。

梅春の次に訪れる桜の春、あやめに菖蒲、朝顔、ヒマワリ、コスモス、さざんかの花が咲き、再び梅春の春を迎える頃には美和台幼稚園にも大きな花が咲いてくれるだろう。その日を夢見て一日、一日を大切にしていきたい。