Vol.135
2013.06.11
☆彡。。・・ 愛犬(ショウ)との絆 ・・。。☆彡

 6月の雨降る中、熊本は阿蘇・産山に我が愛犬(ショウ)と一緒に出かけた。勿論、競技大会への参加のためである。準備万端整えて、朝、6時出発!一路、産山を目指してレッツゴー
曇り空の嫌な天気ではあったが気持ちはもう大会に向かっていた。ショウは私の膝の上で寝そべったり、移り変わりいく景色を、窓越しに見ては私の顔を見上げている。「何と可愛い我が愛犬・ショウ」私は一人で頬笑みながらもワクワク、ドキドキの気持ちを隠すことが出来なかった。
やがて高速道路を降りて熊本の市街地へと入っていく。その頃は、ショウもゲージの中でぐっすりと眠っていた。市街地を抜けて山道に入って行く。国道57号線である。出発の頃よりも空模様が益々怪しくなってきた。しばらく走ると坂道に差し掛かり・・とうとう雨!が・・。
昨年の大雨災害で崩れていた山肌がまだ修復出来ずに、そのままむき出しにさらされている。自然の怖さを今更ながらに感じた。
やがて、競技会場に到着。雨と同時に霧も立ち込めていたが、草原の草の匂いがプ~んと漂ってくる。「さぁ~!始まるぞ」しかし・・雨。ショウには不利である。足が短いショウは、雨の場合、胸までビショビショに濡れながら走らなくてはならない。当然のごとく自然と体が重くなる。走るのが遅くなる・・。

それでも、私を信じて、私の指示を信じてけなげに走るショウ。雨の中をさっそうと走るショウ。ハードルを跳び、トンネルをくぐり、シーソーも高い山も(競技会ではAフレームという。アルファベットのAに似てる所からその名称になった)タイヤも難なくクリヤーした。そして、堂々の【金メダル・銀メダル】に輝いた。おまけに【ベスト・ジャンピング賞】も頂くことが出来た。
私はレインコートに長靴をはいて走った。バシャバシャと水を蹴散らして走る私。その中で私の指示を確実に聞き分けて走るショウ。【感謝感激感動】である。雨と一緒に私の頬にも熱いものが流れていた。たかが【】されど【】我が愛犬、ショウ。雨でビショビショに濡れたショウが輝いてみえた。ピッカピッカの輝きを放っていた。足が短くても、雨で不利であっても、私の指示を確実に聞き取ろうとしているショウに教えられることばかりである。どんなに不利であっても頑張ることの大切さ。前に進むことの大切さ。人の話を聞くことの大切さ。信じることの大切さ・・等々・・幼稚園にとっても同じことだと・・ということを、教えてくれるショウ。この【】を幼稚園の職員とも【みわだいっこ】とも、保護者の皆様方とも強く結んでいきたいと思う。ショウちゃん【ありがとう!】これからもよろしくね。