Vol.134
2013.06.05
☆彡。。・・ 出会い・思い出 ・・。。☆彡

 薬局に薬をもらいに行った。私の薬を袋に入れてくれている女性の顔を見て、当園の「卒園生だ」と思った。「間違っていたらごめんなさい・・あなた、美和台幼稚園の卒園生じゃない?」と、思い切って尋ねてみた。驚いたような表情で私の顔を見て「園長先生!」と、すぐわかってくれた。「○○○ちゃんだよね
嬉しくて私も大きな声で名前を呼んでしまった。彼女の目から涙がスーと流れてきた。幼稚園の時は色が黒くて(失礼)ちょっとお転婆な所があったが、社会人になって見違えるように仕事をこなしている彼女に出会えたことに【感激】で胸が高鳴った。それも10数年の時を経て。

また、その日のうちに腕のリハビリにも行った。リハビリを受けている時、私の目にスーと飛び込んでくる学生の姿を見つけた。「えっ?○○君?」と自分の目を疑ったが気になって仕方がなかった。リハビリ終了後、待合室に行くとやはり○○君だった。バスケットボールの練習の時に足をくじいてしまった・・とのこと。足をみるとかなり腫れ上がっていた。私と同じように骨折かな?と、ちょっと心配になった。親バカ、園長バカ・・というのか、結局、診察室まで付き添った。幸いに骨折ではなかったが、ギブスをして松葉杖をついてしばらくは足をついて歩かないように・・ということだった。「こんな所で園長先生に会うとは・・!」と照れ笑いをした○○君。

幼稚園の時は泣き虫で背もあまり高くなかった○○君。松葉づえをついて私を見下ろしていた。バスケットで鍛えた体はまぶしいほどに輝いていた。今日は偶然にも同じ日に二人の「卒園生」に出会った。こんなに【感激・感動・感謝】の日はなかった。幼稚園の先生を続けていてよかったと思えた瞬間でもある。幼稚園・・辞めたい、辞めたい・・私には向いていない・・園長なんて、私には向いていない・・何度、そう思ったことか・・それが、今日出会えた二人の「卒園生」のおかげで、より一層に幼稚園【美和台幼稚園】の先生、園長でよかったと思えたことはない。

これからも、まだまだ悩むこと・・辛いことがあるかも知れない。を諦めてしまうことがあるかも知れない。また辞めたい・・という心情にかられるかも知れない。その時は、今日、出会いをいただいた二人の「卒園生」からもらった【感激・感動・感謝】の気持ちを胸に【幼児教育・自分教育】を大切にしてしっかりと歩いていきたいと思う。かわいい【みわだいっこ】たちと共に。