Vol.130

2013.03.04 Up

☆彡。。・・三月・春・弥生・・。。☆彡

 春の優しい日差しが、子どもたちを、園庭を、花を、小鳥を、遊具を、幼稚園全体を、包み込んでいる。この暖かさの温もりに子どもたち・・【みわだいっこ】の顔は、キラキラと輝いている。走り回る【みわだいっこ】わらべうたあそびに興じる【みわだいっこ】ままごと遊びにふける【みわだいっこ】団子つくりを楽しむ【みわだいっこ】キャーキャーと体いっぱいを使って滑るすべり台・・・

今、幼稚園が『美和台幼稚園』が、ひとつになっているような気がする。年長、年中、年少、満三歳児の子。どの学年の子どもたちの顔に満面の笑みがある。
子どもたちと一緒に遊んでいる職員の顔にも満面の笑みがこぼれている。
幼稚園がひとつになるってこんなことをいうのか・・と、私も楽しくなる。
こんなに幼稚園が楽しいみわだいっこ】が、愛おしいと感じることが出来る私は幸せ者だと思う。
40年前・・昭和48年にここ美和の大地にたった時には想像すらできなかった【幸せ】である。「堀内先生(私の旧姓)あなた、幼稚園やってみない」と、声をかけてもらったのがつい昨日のように思いだされる。あらから40年・・やがて、41年目を迎えていく【美和台幼稚園】私の人生は、幼稚園そのものだった。辛い時も、悲しい時も、苦しい時も、悩んだ時も・・・でも、振り返れば、これら全部が楽しい「出来事・思い出」として、私の中に大きく刻まれている。やっぱり私は幼稚園が好きなんだと、思える瞬間でもある。

やがて【みわだいっこ】たちもここを巣立っていく。社会の荒波は苦しいかもしれない。耐えがたいことに出会うかもしれない。でも、辛いことばかりではない。悲しいことばかりではない。そんな時は、美和台幼稚園で過ごしたことを思い出して欲しい。【自分で考え 自分で判断し 自分で行動できる子】を思い出して欲しい。そして、やがて、手にするだろう【幼稚園のアルバム帳】を、そっと開いて欲しいと思う。
卒園生の結婚式に出席した時に、その子が手にしていたのが【美和台幼稚園卒園記念のアルバム帳】だった。【アルバム帳】を開くたびに、友だちのこと、担任のこと、幼稚園のこと・・そして、私のことを思い出して頑張ることが出来た・・と、話してくれた。

幼児教育に携わる者としてこんなに幸せなことはなかった。こんなに大切な仕事なんだとずっしりと【】に響いた・・受け止めることが出来た。人生の基礎を作るのは【幼児教育】まさに「三つ子の魂 百までも」である。これからも【みわだいっこ・一人・一人】を大切にして・・巣立ちの時を迎えたい。