☆彡。。・・ 梅雨・田植え・お祭り・・。。☆彡
梅雨の中休みだろうか?涼しくて、しのぎやすい昨今である。子どもたち・・
【みわだいっこ】は、雨にも負けず風にも負けず・・で、元気いっぱい!走り回って遊んでいる。中には、砂で団子を作ったり、鉄棒、大型マルチパネブロックを組み立てて遊んでいる。雨の日の過ごし方も考えながら、外遊びの時間も有効に使っていきたいものである。
私が小さい頃・・幼稚園の近くはほとんどが田んぼだった。ちょうど、今時期になると農家の人たちは一斉に田植えにとりかかり、それは、それは、忙しい日々が続いていた。雨が降る中、泥んこになりながら綺麗に植えられていく早苗。子どもたちも苗を配る手伝いをしていた。大人も子どもたちも田植え一色である。やがて、ひろ〜い田んぼに緑が一面に広がっていく頃には、田植えも終わり、梅雨の終わりも近づいてくる。
田植えが無事に終わったことに感謝をし、田んぼの神様に感謝をし、【さなぼり】(この辺の地域ではさなぼりというが、辞書をひいてみるとさなぶりとなっている)というおまつりみたいなことが行われる。そして、秋の収穫を待つための準備が行われていくのである。農家の家では早苗を供えたり宴をひらいたりして、一日、ゆっくりと休む日でもある。私の家は農家ではなかったが、地域の人たちはみんなを受け入れてくれてお団子やおはぎ、お餅などを食べさせてくれた。集荷場では【映画】も見せてくれた。テレビがない時代だったので【映画】はもっとも楽しいものであった。心ワクワクさせながらスクリーンに見入っていた頃がとても懐かしく思い出される。日本には四季折々のおまつりがある。それが段々と無くなっていくのが淋しいなぁ〜・・と思う。せめて、幼稚園では色々な行事をとり入れて日本古来のお祭りも体験させていきたいと思う。先日【七夕まつり】を行った。各学年にわかれ、年少は午前11時から。年中は午後2時30分から。年長は午後5時30分からの【七夕まつり】だった。浴衣を着て踊る子どもたち。職員も浴衣を着て・・常日頃とは違う子どもたちの様子が見れた。担任の浴衣姿を見て『せんせい、きれぇ〜い』『いっしょにしゃしんとってぇ〜!』といって担任に飛び込む子どもたちの顔は満面の笑みだった。職員も綺麗に着飾って、下駄をはいて子どもたちと一緒に踊る・・その姿をみると「日本人だなぁ〜!」と、私まで嬉しくなった。そして、お店でくじを引いたり、ヨーヨーつりをしたり・・先生たちが作る綿菓子を食べたり・・楽しい【七夕まつり】だった。保護者いわく・・『園長先生が一番楽しんであるみたい』とのこと。私が楽しいからみんなが楽しい!みんなが楽しんでくれるから私も楽しい!これからも何事にも楽しく取り組んでいきたい。