Vol.121

2012.05.01 Up

☆彡。。 集団生活の始まり。。☆彡

 新年度が始まり少し疲れが・・いつの頃からか・・この疲れを『五月病』というようになって久しいが、何故?『五月病』というのだろうか?
(まぁ〜想像はつくが)

幼稚園では、入・始園式でちょっぴり緊張していた子どもたちも少しずつ園に慣れ、行動範囲も広くなってきた。友だちとの関わりも広がりはじめ、物の取り合いも始まりだした。と同時に戦いごっこもみられるようになってきた。自分の意のままにならないと手が出ることもある。そして、噛みつきも。

幼稚園側としては・・集団として少しずつ成長してきたなぁ〜と思う所であるが、果たして保護者はどうだろうか・・? けがをしてきたり、引っかき傷を作ってくるといい気持ちはしないだろうなぁ〜と思う(笑)幼稚園は、担任はどこを見ているのだろうか・・?と、多分に不安になられることだろうと思う。文句のひとつも言いたくなるのが保護者・・親だろうなぁ〜と思う。

しかし、これが今しか出来ない大切なことである。幼稚園で喧嘩をしたり、押したり引いたりがあっても両方の言い分をよく聞いて両方の言い分はどちらも正しいことを認めて・・でも、手を出したら駄目だよ・・ということを話していくと、子どもたちはよくわかる。けんかがあったその時に根気強く、根気強く話していくと子どもたちの【こころ】に、友だちを叩くこと、噛みつくことはよくないことなんだということがスーとはいっていく。
そして、お互いに【ごめんね】【いいよ】のことばが出てくる。ここが大事なところである。お互いに友だちを許す【こころ】が芽生えてくるのである。友だち(人)を許すことはとても勇気がいることである。優しさが育っている子どもにしか出来ないことである。
正しい・・ということをお互いに認めてあげると、子どもは自分が好きになるし、友だちのことも好きになる。これが【友だち】の始まりである。
集団生活では、自分の思うようにいかないことがたびたび起こってくる。そこを駄目よ、駄目よ・・と打ち切るのではなく、お互いを認めてあげること!これが子どもの成長に欠かせないものである。と同時に【していいこと】【悪いこと】を今!この時期にしっかりと身につけさせていけば、無免許運転でムチャクチャナなことをして人さまの【を奪うような子どもにはならない。
今しかない、今しかできない幼児教育に、私は精一杯!取り組んでいきたい自分自身の成長のためにも