Vol.112

2011.12.06 Up

☆彡。。初冬・そして・・。。☆彡

 まだ暖かさが残る道・・高速道を走った。目的は、我が愛犬の競技大会に出場のためでる。しかし、途中、途中の風景の余りにも美しさに心を癒され、車を止めてしばらく一人の時間を・・いや、愛犬との二人の時を過ごした。
山の中に広がるハゼの真っ赤な色が目に飛び込んできた。そして、山傾斜面にいっぱい広がるオレンジ色の木々。あのオレンジ色は何だろう・・とても綺麗な色が斜面いっぱいに広がっている。何だろう・・

そうだ私が車を止めた地域は果物が豊富に実る所だった。夏にぶどう狩りに来たことがある。その時に柿も美味しい・・というのを聞いていた。オレンジ色は柿の葉だった。山一面がオレンジ色に染まっている。その中にまたまたひときわ目立って真っ黄色のイチョウの木がそびえたっている。真っ赤なハゼの葉っぱ。ところどころに深い緑の葉、淡い緑の葉、もう枯れて落ちたであろう茶色の枝だけがむき出しになっている木々・・。
そして、駐車場のいたるところにサザンカの花が色鮮やかに咲いている。何とも言えないコントラストに常日頃の仕事の忙しさから解き放たれたような気がした。
もう初冬を迎えるというのに暖かな日差しに包まれて、こんなに癒される時間をもてるなんて・・愛犬に【感謝】自然に【感謝】の一時だった。
大会のことを忘れることなかれ〜で、そのまま競技大会の会場まで駆けつけた。家を出る時は大会の成績のことだけを考えて出たが、不思議と会場についてもあまり勝ち負けにこだわらず、和んだ、癒された気持ちで競技に臨むことが出来た。私が落ち着いていたせいか、我が愛犬・・ショウちゃんも大きなあくびをしながら走る順番を待つことが出来ているように思えた。時々、大空を飛んでいるパラグライダーを眺めながら、私の顔を見ながらの順番待ちだった。大会だから・・勝負の世界だから勝ち負けがあるのは当然のことだが「今日はショウちゃんと楽しく走れればいい!」この思いが強かった。

そして、二人の時間がやってきた。「しょうちゃん、楽しく走ろうね。」私にほほずりする愛犬「わかったよ。おかあさん。」ショウちゃんの声が聞こえたような気がした。1番から19番まで置かれた番号札の通りに走って・・途中、拒絶の手があがったものの愛犬の首には【金メダル】が掛けられた。勝負、勝負にこだわることなくさわやかで、楽しい気持ちで走れたのがよかったと思う。途中で寄り道をしたけど、愛犬と私の【】を和ませてくれた・・癒してくれた自然の美しさにもう一度【感謝】明日からの仕事にも【感謝】の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思う。